海外マルファン情報

米国マルファン症候群患者団体The Marfan Foundationからの情報を中心に、マルファン症候群や関連疾患についての海外情報を翻訳して発信します。

COVID-19 最新情報(2022/04/22)


CCOVID-19 Q & A (April 2022)

 

 

はじめに

 

Kim Eagleと申します。The Marfan Foundationの専門委員会のメンバーであり、GenTAC allianceの会長を務めています。この動画では、COVID-19についての最新情報をお伝えします。

 

BA.2 変異株について

 

最新の変異種であるBA.2については多くの質問をいただいています。BA.2は現在米国で広がりを見せており、この変異種による感染率は2~3倍になると予想されています。ですが、全体的にデルタ株ほど致死率は高くないとされていること、そして、マルファン関連疾患の多くの方がワクチン接種を済ませ、重症化や入院に至る可能性は低いと考えられることは、朗報と言えます。

 

BA.2 変異株の影響

 

MFS(マルファン症候群)、LDS(ロイス・ディーツ症候群)、vEDS(血管型エーラス・ダンロス症候群)での、COVID感染による重症化リスクに関する質問も多く寄せられています。重症化リスクが高くなることはないという回答になります。ただし、それらの基礎疾患による合併症がある場合は除きます。例えば、弁の逆流や心筋症、肺の疾患など、心臓や肺の機能が低下するような病気がある場合には、重症化リスクは高まります。しかし、一般に、我々が診察している遺伝性大動脈疾患の患者さんの場合、COVID-19やワクチンによる合併症リスクはそれほど高くなるということはないようです。

 

ワクチンについて

 

我々はまさに長年にわたる科学の恩恵を受け、COVID-19の感染拡大との戦いに向け、現在のワクチンの土台となる技術を開発してきました。MFS、LDS、vEDSといった遺伝性大動脈疾患の患者さんを対象とした研究では、ワクチンの安全性は高く、有効性も非常に高いことが示唆されています。これらの患者さんやご家族にとっては朗報といえます。

 

ワクチンの追加接種について

 

MFSやLDS、vEDS、家族性大動脈疾患などの多くの患者さんから、ワクチンの追加接種についての質問もいただいています。現在の推奨事項では、追加接種についてはCDCのガイドラインに従うとなっています。現状65歳以上の方に関しては、最初の接種から4ヶ月以上経過した時点でのブースター接種が推奨されており、免役抑制中の臓器移植患者さんを含む、より重度のな基礎疾患の方がその次となっています。今後どれくらいの頻度で追加接種が必要となるかは不明であり、ワクチンが提供される形態も常に変化しているわけですが、CDCのガイドラインに従うことが推奨されます。

 

小児のワクチン接種について

 

多くのお子さんは、新型コロナウイルスに感染してもほとんど症状が出なかったり、無症状であったりしますが、所属するコミュニティでの感染拡大を防ぐ上で、ワクチン接種は重要と考えられます。お子さんが感染することで、高リスクのご両親や祖父母へと感染が広がることがあり、その意味でもお子さんへのワクチン接種は大切です。これまでのところ、お子さんへのワクチン接種は、非常に安全性が高く、有効性も大変高いことがわかっています。今朝のことですが、Moderna社が生後6ヶ月から6歳のお子さんにワクチンを接種するにあたって、緊急時使用許可申請を進めているというニュースを耳にし、非常に興奮しました。申請が通るようであれば、大きな前進といえるでしょう。

 

小児のワクチン接種に関する研究からわかること

 

お子さんのワクチン接種に関する質問は常に目にしています。現状、6歳未満のお子さんではワクチン接種の適応とはなりません。まさに今日(2022/04/27)先ほどのニュースがありましたので、承認されるようであれば、より年齢の低いお子さんにも、ワクチン接種を積極的に進めていきたいと考えています。お子さんへのワクチン接種は我々のコミュニティにおいて大きな影響をもたらします。感染拡大を減らし、一部のお子さんでは、重篤な病態に至るリスクを低下させることができるからです。

 

マルファン関連疾患に対するCOVID-19の影響

 

先週、ある患者さんから「遺伝性大動脈疾患の患者さんに対するCOVID-19やワクチンの影響についての新しい研究はあるか」という質問をされました。新型コロナウイルスが発見された当初は、炎症によって大動脈の壁が急激に拡張したり、解離を起こしたりといったことがあるのではないかと心配しましたし、そうしたリスクが高まる可能性があるとの話を度々耳にしたこともあります。ですが、そうした事象とCOVID-19との関連を明確に示す証拠はなく、新型コロナウイルスが重大なリスク因子となるとは考えていません。幸いなことに、遺伝性大動脈疾患の患者さんは、新型コロナウイルス感染後とワクチン接種後の両方の経過において良好な結果を示していると思われます。

 

The Marfan Foundation did not participate in the translation of these materials and does not in any way endorse them. If you are interested in this topic, please refer to our website, Marfan.org, for materials approved by our Professional Advisory Board.

The Marfan Foundation は、当翻訳には関与しておらず、翻訳内容に関してはいかなる承認も行っておりません。このトピックに興味をお持ちの方は、Marfan.org にアクセスし、当協会の専門家から成る諮問委員会が承認した内容をご参照ください。

SMAD2遺伝子単体の遺伝子検査は推奨されるか?


What’s in Your LDS Family Tree? Genetics, Variability, Outcomes (September 1, 2020)

 

1:06:12-1:12:10

 

So last question because we're running up on time and this is actually a question I've been struggling with as well. Knowing that testing panels are changing, your thoughts on if someone has had a negative panel but now that SMAD2 is being offered, like, should we be offering just that as a single gene? Like, what are your thoughts on pursuing that? Now that it hasn't been on panels and can you talk a little bit about Loeys-Dietz type six potentially?

MacCarrick:

では時間も差し迫って来たので最後の質問ですが、私自身も頭を悩ませている問題です。遺伝子パネル検査は変化しているわけですが、その遺伝子パネル検査で陰性となった場合でも、SMAD2遺伝子が検査対象として選択できるようになりました。遺伝子パネル検査の対象とはなっていないものの、SMAD2単体の検査を患者さんに推奨すべきでしょうか?また、それに関連してLDS6型についてのDietz先生のお考えをお聞かせください。

 

Yeah, so people should take a careful look at you and say, you know, "What there is?" "This new gene available on a panel?" "Does that gene make any sense for you as an individual?" you know, "Does it match with your features?" "Is it plausible that your condition would be caused by a change in that gene?"

Diez:

検査を依頼することになる医師が、患者さんをよく観察した上で、「遺伝子パネル検査の対象遺伝子は何か」「その中にSMAD2が含まれているか」「SMAD2変異に合致する特徴が現れているか」「現れている特徴はSMAD2変異が原因か」といったことを検討する必要があります。

 

The answer is yes, then it may make sense to do that testing and to be honest I would choose the method that's most reliable and least expensive, you know, if you can get if it's only that one new gene that's available on the panel and it costs less to get that one gene sequence than to repeat the whole panel. I would choose to just get that one gene sequence. 

Diez:

検討の結果、答えがイエスの場合には検査を受けることには意味があるかもしれません。私であれば、最も信頼され、最も費用のかからない方法を選択します。パネル検査の対象となる新規の遺伝子がSMAD2のみで、パネル検査全体を繰り返すよりも、単一の遺伝子検査の方が費用がかからない場、検査をおこなうことになると思います。

 

If, however, since the last time that you were tested there are five new genes on the panel and three of them could make sense for you it probably would make sense to get the panel repeated rather than to have each of those three other individual genes done.

Diez:

ところが、最後に受けた遺伝子パネル検査で新たな原因遺伝子が5種類見つかり、そのうちの3つが特徴に合致しする場合には、3種類の遺伝子を個別に検査するよりも、パネル検査を繰り返したほうがおそらく妥当であると考えられます。

 

So Loeys-Dietz syndrome type 6 or whatever someone is referring to it as caused by mutations in SMAD2, can have skeletal and craniofacial features that overlap with Loeys-Dietz syndrome. It can have aortic aneurysm although there are people, there are quite a few people that have inherited the familial SMAD2 mutation that for reasons we don't understand, are not showing aneurysms early or even late in life. It's not uncommon to see people with a SMAD mutation that never got the aneurysm that was seen in their brother or sister or aunt or uncle that led to the initial testing. 

Diez:

SMAD2の変異で生じる病気をLDS6型と呼ぶこともあります。このタイプは、骨格、頭蓋顔面を特徴としており、LDSと重なる部分もあれば、大動脈瘤がみられることもあります。かなり多くの方が遺伝によってSMAD2変異を受け継いでいますが、理由は不明です。大動脈瘤の早期発症や人生の後半で大動脈瘤がみられることはありません。SMAD2変異では、きょうだいや叔父、叔母ではみられる大動脈瘤が形成されないこともありますが、珍しいことではありません。この事象が遺伝子検査を受けるきっかけにつながります。

 

What also is not seen in people with SMAD2 mutations to the same extent as TGFBR1 or 2 or SMAD3 mutations is aneurysms elsewhere throughout the circulation or aneurysms that are tearing at small dimensions, you know, so that's, you know, that's what's making people, you know, giving them incentive to collect more information before deciding what proper management principles are, for example, in people with, with SMAD2 mutations. 

Diez:

また、SMAD2変異では、全身性かつ小さな径で破裂するような動脈瘤もみられますが、TGFBR1、TGFBR2、SMAD3における遺伝子変異でみられるケースほど頻度は多くありません。こうした背景もあり、SMAD2変異の患者さんを適切に管理するための原則といったものを決める上で、より多くの情報を収集する必要があるのです。

 

Certainly in some of the cases when you see the an individual with a SMAD2 mutation there's little doubt in your mind that it's in the Loeys-Dietz syndrome spectrum of disease. If you just look at their face and look at their skeleton and even look at their aortic root but then there are these other factors that suggest that this is at a new mild end of the spectrum, milder than what we've seen before in other forms of Loeys-Dietz syndrome. 

Diez:

SMAD2変異のいくつかの症例を診察する中でわかったことは、この変異により引き起こされる疾患はLDSに属することは間違いないということです。SMAD2変異による病態は、顔や骨格、大動脈基部の特徴だけではなく、その他の因子からもLDSとしては新しいタイプであり、症状は他のLDSタイプよりも軽いことが予期されます。

 

You know, we have to consider that the clinical spectrum of severity in aortic aneurysm conditions is very broad in all the conditions we think about. You know, we see young children with Marfan syndrome, who at birth have really striking skeletal and facial features, have very severe and rapidly progressive aortic enlargement and valve dysfunction within the first few months of life, who may require surgery within the first two or three months of life to try to save their lives and then there are other people with Marfan syndrome. No one would argue that they don't have Marfan syndrome, who you would not pick out of the crowd at age 75, who perhaps have some very mild scoliosis and some nearsightedness and an aortic root at age 75 of 4.0 centimeters.

Diez:

ここで私たちが考えなければならないことは、これまでに紹介してきたような大動脈疾患の臨床症状は非常に幅広いということです。出まれた段階ではっきりと分かる骨格や顔面の特徴があり、非常に重篤かつ急激に進む大動脈の拡張および弁の機能不全がみられるMarfan症候群のお子さんでは、生後2~3ヶ月で命を救うための心臓の外科手術が必要となるかもしれません。一方、これほど重度ではないMarfan症候群の患者さんもおられ、誰もがMarfan症候群ではないと判断するような方々です。75歳の集団から選んだわけではなく、非常に軽度の側弯症および、ある程度の近視があり、75歳時の大動脈基部のサイズが4.0cmであるような方々です。

 

So, you know, the the issue of wide variation in clinical severity is not new to us and, you know, I think that there are good practices and rules in place to make sure at every possibility that you're not making recommendations based upon the average person with that condition but rather are making recommendations based on everything that you can learn from that person sitting in front of you so that's what you should be challenging your doctors to do. 

臨床症状における重症度が多様であるということは、我々にとっては真新しいことではありません。いかなる場合でも、その病気の平均的な人を基準とした診療をおこなうのではなく、目の前にいる患者さんからわかること全てに基づいた診療をおこなうことについては、優れた実績と定められたルールがあると思います。これこそが主治医に求めるべき診療なのです。

 

The Marfan Foundation did not participate in the translation of these materials and does not in any way endorse them. If you are interested in this topic, please refer to our website, Marfan.org, for materials approved by our Professional Advisory Board.

The Marfan Foundation は、当翻訳には関与しておらず、翻訳内容に関してはいかなる承認も行っておりません。このトピックに興味をお持ちの方は、Marfan.org にアクセスし、当協会の専門家から成る諮問委員会が承認した内容をご参照ください。

変異型の多様性を生み出す要因は?


What’s in Your LDS Family Tree? Genetics, Variability, Outcomes (September 1, 2020)

 

1:01:49-1:06:09

 

So someone is asking your thoughts again on the variability within one type of Loeys-Dietz-like syndrome if you think it's more likely to be caused by the kind of gene variant, other genetic factors, other external factors-like. What are your thoughts on the variability and the causes of variability?

MacCarrick:

Loeys-Dietz症候群のような遺伝性疾患において、同じタイプであってもバラつきがみられる理由についての質問です。遺伝子変異が主な要因なのか、遺伝的な素因によるのか、その他外部的な原因があるのか、といった可能性があると思いますが…

 

Yeah, so as we've discussed the, the gene that's involved contributes to variability. As we've discussed the precise mutation that's present influences disease severity and therefore variability between families but as we've also discussed there can be dramatic variation among individuals in the same family with the same underlying Loeys-Dietz syndrome mutation, so therefore, there in that circumstance, we can't blame it on the gene of the variation. We can't blame it on the mutation. All those people have the same mutation. 

Dietz:

既にお話したように、原因遺伝子が何であるかによって、特徴に違いが生じます。また、変異そのものも、重症度や家族間の特徴のバラつきに影響します。ですが、これまでの質問でも説明した通り、同じ家系に属し、変異の型が同じであっても、特徴には著しい多様性がみられることから、遺伝子や変異がそれらの原因とは考えられません。

 

So we have to start thinking about other variables, other factors and when we think about those other so-called modifier factors there are two broad classes: one of them is the environment, you know, what has been the experience of that person over time ―― "Did they do a lot of weight lifting early in life" and also "get into a couple of car accidents" and "have high blood pressure that was poorly controlled," whereas their more mildly affected relatives always took meticulous good care of themselves and, you know, didn't partake in any of those risky behaviors. 

Dietz:

そこで、他の原因として修飾因子を考える必要があります。修飾因子には大きく分けて2種類あります。1つ目は環境です。つまり、患者さんがこれまでにどのような経験を重ねてきたか、例えば、「若い頃に数多くウェイトトレーニングをこなしてきたか」「交通事故に巻き込まれたことが何度かあるか」「高血圧を未治療のまま放置してきたか」といったことです。また、同じ家系でもそれほど重度の症状がみられない方の場合は、細部に至るまで常に自己管理を徹底しており、危険な行動からは距離を置くようにしていた、といった具合です。

 

We think about medication use, "Did one person start medication at a young age to try to modify the rate of aortic growth?" and another person "Either never took medication or wasn't very compliant with taking their medication when they were supposed to?" So there's a whole big list of potential environmental modifiers that we think about.

Dietz:

薬の服用についても同様です。ある人は、幼い頃から薬の服用を始め、大動脈の拡張速度を抑える努力をしてきた。一方、別の人は、薬を飲んだことがない、あるいは服薬を開始すべき時期に薬を飲もうとしなかった、というようなケースです。このように、環境的な因子と考えられるものは膨大にあるということがおわかりいだだけると思います。

 

But now there's another category of a lot of interest to many researchers and that's something that we call genetic modification. So we talked about we all have 20,000 genes we talked about we, that we all have variation in all those genes and most that variation is innocent ―― it dictates what we look like, what our hair color is, what our eye color is. Sometimes that background normal variation can either make a disease worse, something that we call protected, and I'm sorry aggravating modification, or can make an underlying genetic disease better something that we call protective modification. 

Dietz:

また、修飾因子の2つ目のカテゴリーは遺伝子修飾と呼ばれるもので、多くの研究者が関心を寄せています。人間の遺伝子は約2万個あるというお話をしました。これらの遺伝子全てに変異が生じているのですが、大部分の遺伝子変異は、外見や髪の色、目の色などを決定しており、病気の発症とは関係ありません。ですが、正常な変異の目立たない部分の変異が、時に病気を悪化させる増悪因子となることもあれば、逆に、基礎疾患である遺伝性疾患により、保護修飾が生じる可能性もあります。

 

You know, those, as those normal variants pass throughout a family. It's like dealing a hand of cards, you know, is this person with Marfan syndrome, for example, or Loeys-Dietz syndrome going to get a good hand of those normal variants from their relatives just by chance or are they going to get a bad hand or are they going to get dealt the variance in those other genes that make things worse or, or simply fail to protect.

Dietz:

こうした正常な変異が家系で受け継がれることになりますが、例えるなら、トランプのカードを配るようなものです。Marfan症候群やLDSの患者さんが、家系から偶然良い組み合わせのカードを配られるかもしれませんし、悪い組み合わせのカードを受け取ったことで他の遺伝子に変異が生じ、悪い結果をもたらしたり、保護効果が生まれないといったケースもあります。

 

So there's a lot of research now to try to understand those modifiers to understand especially how the protective genes and variants work because if we could understand how nature has learned to protect some people with Loeys-Dietz syndrome perhaps we can use a medication to try to mimic that protective effect to try to duplicate it in someone that did not get dealt the favorable hand of variance.

Dietz:

現在こうした修飾因子の理解に向け、多くの研究が進行しており、とりわけ保護効果をもつ遺伝子や変異の働きが注目されています。なぜなら、これらの保護的作用により、一部のLDS患者さんが守られているということになれば、これらの作用を模した薬を使うことで、保護作用を受けることができない人々にとっても、保護作用を再現できる可能性があるからです。

 

So I think that it's a combination of what genes involved, what variants involved but also what our life's experiences are and the protective variation that we inherited from from our parents. 

Dietz:

以上から、病気の原因となる遺伝子と変異、これまでの経験、そして親から譲り受けた保護的変異、これらの組み合わせによって、変異の多様性が生み出されているのではないかと思います。

 

The Marfan Foundation did not participate in the translation of these materials and does not in any way endorse them. If you are interested in this topic, please refer to our website, Marfan.org, for materials approved by our Professional Advisory Board.

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ロイス・ディーツ症候群が疑われる症例での大動脈手術の判断について


What’s in Your LDS Family Tree? Genetics, Variability, Outcomes (September 1, 2020)

 

58:16-1:01:46

 

So say that there is someone who has an aortic root or ascending aneurysm, there's no known family history, their genetic testing has thus far been normal but we've kind of given them a clinical diagnosis of Loeys-Dietz syndrome because we feel like they fit in that spectrum. How do we as clinicians make decisions about aortic surgery in those cases?

MacCarrick:

現場の医師からの質問です。大動脈基部、上行大動脈の動脈瘤があり、家族歴はなく、遺伝子検査に異常はみられないが、LDSの診断基準に該当したため、LDSの診断を付けたとのことです。こうしたケースにおいて、大動脈手術の判断はどのようにしたらいいでしょうか?

 

So that's a really excellent question, so whenever we're making a clinical decision about whether to move forward with some form of treatment including a surgery we're always trying to weigh the risks of doing the procedure versus the risk of not doing this procedure, so you're, you're assessing at every moment in time the risk that would be imposed by moving forward but also the possible benefit to that individual of moving forward at that moment in time now. 

Dietz:
非常に素晴らしい質問ですね。外科手術も含めた治療方針を決定する際には、その治療によって生じるリスクとその治療をおこなわないことによるリスクを天秤にかけて判断します。質問者の先生のケースでも、手術によるリスクだけではなく、手術によりもたらされるメリットについても同時に検討しておられることと思います。

 

If somebody definitely has Loeys-Dietz syndrome types one and two and particularly if they have mutations that a mutation that we've previously seen in people with early onset and severe vascular complications, you know, we feel very confident in saying you should go ahead at four centimeters and sometimes even smaller than four centimeters. 

Dietz:

LDS1型あるいは2型で、早期発症かつ心血管系の重篤な合併症を示した、これまでに知られている変異と同じ変異がみられる場合、大動脈基部が4cmとなった時点、あるいは場合によってはそれよりも小さい径であっても、手術に踏み切ることは当然と考えられます。

 

If someone has LDS type four or five and they have six family members that also have LDS of the same type and all of those family members are in middle to late age and either have not required surgery or only needed surgery very late in the game and never, never had an aortic dissection now we feel comfortable saying you can wait to at least four and a half centimeters before that risk-benefit ratio would favor moving forward.

Dietz:

LDS4型あるいは5型で、同一のLDS型の方が家系内に6名おられ、中年~高齢かつこれまで心臓手術を受けていない、あるいはかなりお年を召した時点ではじめて心臓手術が必要となった方で、大動脈解離を発症していない場合には、基部のサイズが4.5cmに到達するまでは、手術を先延ばしにすることは問題ないと考えます。その後、手術によるリスクとメリットを考慮した上で、手術を選択することになると思います。

 

So, you know, what we're going to be doing in the circumstance where you're describing where we don't have a precise answer regarding diagnosis is we're going to do a deep dive into family history, try to learn everything about every relative that we can, we're going to monitor the rate of aortic growth really carefully and look for some warning signs like a sudden change in the rate of growth of the aorta. That's something that we pay attention to: something changed, the tissue quality has changed, you know, we need to adapt. 

Dietz:

診断が確定しない状況で我々がすべきことは、家族歴を深く調べること、あらゆる血縁者について可能な限りの情報を集めること、大動脈基部の拡張速度を注意深くモニタリングし、急激な速度変化などの危険なシグナルを見逃さないということです。変化したものは何か、組織に質的な変化があったかどうか、などを見極め、それらに応じた対処が必要となるということです。

 

We're going to take keep a careful look on the performance of the aortic valve as the aorta gets large. It can stretch the aortic valve and cause it to leak and we, you know, our goal now for most patients is to do something called a valve sparing procedure that would allow them to avoid the need for lifelong anticoagulants. We know that we have to intervene before there's severe valve damage and severe valve dysfunction, so, you know, the same principles would apply for the circumstance that you're describing even if we don't have a diagnosis. We're going to use every other bit of information that we can collect to try to make the best decision for that individual. 

Dietz:

大動脈が拡張している段階では、大動脈弁の機能に問題がないかどうか注視しなければなりません。大動脈拡張によって、大動脈弁が引き伸ばされ、リークが生じることがあります。現状、大部分の患者さんにおいて我々が目指すべきは、自己弁温存手術です。生涯にわたる抗凝固療法を避けることができるからです。ですが、大動脈弁に重度の損傷が生じたり、弁の機能が著しく障害される前に介入する必要があることは覚えておかなければなりません。たとえ診断が確定しない場合であっても原則は同じです。入手できる限りの情報を手がかりに、患者さんにとって最良の選択をするということに変わりはありません。

 

The Marfan Foundation did not participate in the translation of these materials and does not in any way endorse them. If you are interested in this topic, please refer to our website, Marfan.org, for materials approved by our Professional Advisory Board.

The Marfan Foundation は、当翻訳には関与しておらず、翻訳内容に関してはいかなる承認も行っておりません。このトピックに興味をお持ちの方は、Marfan.org にアクセスし、当協会の専門家から成る諮問委員会が承認した内容をご参照ください。

【建設中】用語集

 

医療者

・Allergist/immunologist: アレルギー専門医/免役専門医

アレルギーや免役系を専門とする医師

・Audiologist: オーディオロジスト、聴覚専門医

様々な聴覚試験をおこなう専門医

・Cardiologist: 循環器内科医

心臓の構造や機能を専門とする医師

・Cardiothoracic Surgeon: 胸部心臓外科医

心臓や大動脈の修復手術をおこなう外科医

・Dietitian: 食事療法士

食事や栄養に関するエキスパート。健康的な食習慣を推進し、食事の調理管理や特別なニーズに応じた食事メニューの開発などをおこなう

・ENT: 耳鼻科医

・Gastroenterologist: 消化器内科医

・Geneticist: 遺伝専門医

遺伝性疾患を診断する医師

・Genetic Counselor: 遺伝カウンセラー

教育や支援、情報提供、健康管理を通じて家族をサポートする遺伝学の専門家

・Neurosurgeon: 神経外科医

脳や脊髄の手術をおこなう医師

・Nutritionist: 栄養士

栄養や食事に関する知識をもつ専門家

・Occupational Therapist: 作業療法士

障がい者の日々の生活スキルを最大限に高めるための専門職

・Ophthalmologist: 眼科医

眼や視神経の病気を専門とする医師

・Optometrist: 検眼士

眼の検査をおこなったり、特定の眼の病気を管理したりする医療専門職

・Orthotist: 装具士

整形外科的な問題を和らげるために、足の装具や背中のコルセットなどを作成する専門職

・Otolaryngologist: 耳鼻咽喉科医 

耳、鼻、喉を専門とする外科医

・Orthopedic Surgeon: 整形外科医

骨関連の疾患を治療し、レントゲン、装具、外科手術などで骨の異常を経過観察する外科医

・Physician Assistant (PA): フィジシャン・アシスタント

医師の管理の元で医療行為をおこなう資格を有する医療者

・Physical Therapist: 理学療法士

障がい者の動作能力や機能的能力を最大限に高めるための専門職

・Speech Therapist/Speech-Language Pathologist: 言語療法士

発話、言語、嚥下に関わる様々な問題を抱えた患者を扱う専門職

・Vascular Surgeon: 血管外科医

大動脈から分岐した動脈を手術する外科医(脳の動脈は通常扱わない)

心血管系(心臓および循環器系)

・Aneurysm: 動脈瘤

大動脈や動脈が広がったり、太くなったりする疾患

・Angiotensin: アンギオテンシン

腎臓で作られ、細動脈を収縮させることで血圧を上昇させる物質

・Aorta: 大動脈

心臓から全身へと血液を送る最も太い動脈

・Aortic Root: 大動脈基部

大動脈が心臓から出る始まりの部位

・Aortic Valve: 大動脈弁

心室と大動脈の間にある心臓弁。弁尖と呼ばれる3枚の組織片で構成される。

・Arrhythmia (or Dysrhythmia): 不整脈

心臓の拍動が異常であること

・Arterial Tortuousity: 動脈蛇行

動脈がねじれていたり、螺旋状になっている状態(LDSでは、首の動脈で最も多くみられる)

・Arterial tree: 動脈樹

全身の動脈全体

・Arterioles: 細動脈

動脈から分かれる筋性の血管

・Artery: 動脈

心臓から全身に血液を運ぶ血管

・Atria (singular--atrium): 心房

心臓上側にある2つの部屋

・Bacterial Endocarditis: 細菌性心膜炎

心内膜および弁の感染症

・Bicuspid Aortic Valve (BAV): 大動脈二尖弁

通常3枚ある大動脈弁が2枚しかない状態

・Bradycardia: 徐脈

心臓の拍動が遅くなっている状態(1分間に60回未満)

・Carotid Artery: 頚動脈

心臓から脳へと血液を送る首の太い動脈

・Cerebral Hemorrhage: 脳出血

脳の血管が破裂することで起こる脳内出血

・Cerebral Thrombosis: 脳血栓症

脳内組織にできた血の塊により血流が滞る状態

・Cerebrovascular: 脳血管に関する

脳の循環系

・Cerebrovascular Accident (CVA): 脳血管障害

脳の血流が詰まったことが原因で生じる脳卒中などの脳障害

・Congenital: 先天性の

出生時に存在する疾患(出生異常)

・Congestive Heart Failure: うっ血性心不全

心臓が全身に血液を送ることができないことで生じる心不全

・Coronary Arteries: 冠動脈

大動脈から伸びて、下方に湾曲して心臓の表面に至る左右2本の動脈。心臓の筋肉に酸素を含む血液を供給する。

Dissection: 解離

大動脈などの動脈の内壁が裂けたり、剥がれたりすることで、全身の血流に影響を及ぼす疾患

・Heart Murmur: 心雑音

心臓弁がパタパタしたり、心臓の内壁に穴があいたりすることで生じる心臓の異常音

・Mitral Valve: 僧帽弁

左心房と左心室の間にある心臓弁

・Myocardium: 心筋

筋肉でできた心臓の壁。心臓から血液を送り出す時に収縮し、戻ってきた血液を受け入れる時に弛緩する。

・Pericardium: 心膜

心臓を包む膜

・Pericarditis: 心膜炎

心膜の炎症

・Prophylactic antibiotics: 予防的抗菌薬

血流への異物混入を防ぐために、歯科治療などの侵襲的な治療の前に服用する抗菌薬

・Regurgitation: 逆流

心臓弁から血液が漏れること

・Septum: 中隔

心臓の左右を隔てる筋肉の壁

・Supraventricular Tachycardia (SVT): 上室性頻拍

心房の電気系統が原因で生じる心臓の頻脈

・Ventricle: 心室

心臓下側の部屋。右心室は肺に、左心室は全身に血液を送る

・Ventricular Tachycardia: 心室性頻脈

心室の電気系統が原因で生じる心臓の頻脈

・Vertebral Artery: 椎骨動脈

心臓から脳へと血液を運ぶ主幹動脈

 

出典:

https://static1.squarespace.com/static/5be355670dbda39d591a525e/t/6222b2ed51786a64ba0fa503/1646441200400/LDSF_Glossary+3.4.22.pdf

 

 

The Loeys-Dietz Syndrome Foundation, a division of The Marfan Foundation, did not participate in the translation of these materials and does not in any way endorse them. If you are interested in this topic, please refer to our website, loeysdietz.org.

The Marfan Foundation の一部局である The Loeys-Dietz Syndrome Foundation は、当翻訳には関与しておらず、翻訳内容に関してはいかなる承認も行っておりません。このトピックに興味をお持ちの方は、 loeysdietz.org にアクセスしてください。

ロイス・ディーツ症候群と眼の疾患


What’s in Your LDS Family Tree? Genetics, Variability, Outcomes (September 1, 2020)


56:57-58:04

 

What type, this is kind of a clinical question, but we'll take a detour. Is there any specific type of eye muscle disorder present in LDS, specifically type 5? 

MacCarrick:

具体的な特徴に関する質問です。LDS5型に特に多い眼の筋肉に関わる疾患はありますか?

 

So I do not know of eye problems that are unique to any specific type of Loeys-Dietz syndrome. I do know that in various types of Loeys-Dietz syndrome you can have weakness of eye muscles that cause a condition called strabismus where the eye and eye will look inward or look outward will have a hard time looking straight forward. That is actually a quite a common finding in Loeys-Dietz syndrome types one and two but we have observed that and I've talked with ophthalmologists who've observed that problem in other types of Loeys-Dietz syndrome. 

Dietz:

LDSの各タイプに固有の眼の疾患についてはわかりませんが、様々なLDSのタイプにおいて、眼の筋肉が弱いことにより斜視となることが知られています。斜視とは左右の目が異なる方向を向き、まっすぐ正面を見ることが困難になっている状態です。LDSの1、2型に非常に多くみられますが、これまでの我々の経験やそうした症状を診察した眼科医の先生とのお話から、斜視は他のタイプでもみられることがわかっています。

 

Other issues that we think about in people with Loeys-Dietz syndrome related to the eye would include a fortunately rare circumstance called retinal detachment where the nerve layer in the back of the eye peels away and can lead to a serious loss of vision if not treated urgently. 

Dietz:

その他にLDSでみられる眼の疾患としては、網膜剥離があります。網膜剥離は、眼の後方にある神経の層がはがれる疾患で、すぐに処置しなければ失明につながる可能性があります。とはいえ、LDSでの発症は稀です。

 

Again not particularly common but certainly described in people with Loeys-Dietz syndrome, as Gretchen mentioned, peach, people with Loeys-Dietz syndrome do not have the strong predisposition for eye lens dislocation that's present in Marfan syndrome.They can have nearsightedness but it doesn't, it's not as frequent and does not tend to be as severe as what's seen in Marfan syndrome so aunt, long answer to a short question ,you know, I do not know of any eye problems specific to Loeys-Dietz syndrome type five. 

Dietz:

また、Gretchenからもあったように、LDSの患者さんでは、Marfan症候群で多くみられる水晶体亜脱臼を発症する傾向はそれほど強くありません。近視となる場合もありますが、Marfan症候群ほど頻度は高くなく、重度となるということもありません。長くなりましたが、LDSの5型に固有の眼の疾患は思い当たらないということです。

 

The Marfan Foundation did not participate in the translation of these materials and does not in any way endorse them. If you are interested in this topic, please refer to our website, Marfan.org, for materials approved by our Professional Advisory Board.

The Marfan Foundation は、当翻訳には関与しておらず、翻訳内容に関してはいかなる承認も行っておりません。このトピックに興味をお持ちの方は、Marfan.org にアクセスし、当協会の専門家から成る諮問委員会が承認した内容をご参照ください。

遺伝子変異はいつ起きる?


What’s in Your LDS Family Tree? Genetics, Variability, Outcomes (September 1, 2020)

 

52:30-55:52

 

Can the mutation happen anytime in life or is it from birth only? I have a son with LDS2 and a healthy older daughter. My son is de novo so they had parental testing, I guess

MacCarrick:

遺伝子変異が起こるのは出生時のみでしょうか?それとも常に起こる可能性があるのでしょうか?LDS2型の息子と遺伝子変異のない娘がおります。息子さんはデノボ変異ということなので、ご両親も遺伝子検査を受けたということだと思いますね。

 

Year, so, mutations can be passed from parent to child by virtue of that change being in the cells that are making the egg cell or the sperm cell that are giving rise to that child that's what we call an inherited mutation. Mutation can occur during the formation of the egg cell or the sperm cell that go into the conception of a child so the parent doesn't have the change in any cell of their body but it was that one egg cell or one's one sperm cell that developed the change and then gave rise to a child with new Loeys-Dietz syndrome for that family. 

Dietz:

卵子精子を作る細胞内に遺伝子変異が存在することで、その変異が親から子へと受け継がれます。これが変異が遺伝する場合のしくみですが、卵子精子が作られる途中で変異が生じ、その後受精することで、遺伝子変異をもった子どもが生まれることがあります。この場合、親の体内の細胞に全く変異がない場合でも、卵子精子に偶然変異が生じたことで、家系内にLDSの子どもが誕生することになります。

 

Very, very, very, very rarely someone with a genetic condition has a change that occurred later in development typically not after they were born but when they were still forming in their mother's uterus but you know somewhere later on in the developmental process so they may only have the mutation in their blood and their skin where they may only have the mutation in their cardiovascular system but not in their skeleton that's something that's called a somatic mutation. It's exceedingly rare and unlikely to explain the situation that you're describing in your family. It's, if I understand your family correctly your affected child likely has a new change that was caused by a mutation or a DNA change in the egg cell or sperm cell that went into their conception and your other child, you know, did not develop that same change. 

Dietz:

ほぼゼロに近い確率ではありますが、発育中に生じた変異により遺伝性疾患となる方もいます。とはいえ、この変異は、生まれた後ではなく、母親の子宮内で成長している最中に生じたものです。この場合、血液や皮膚、心血管系のみに異常がみられ、骨格系に影響はありません。こうした変異を体細胞変異と呼んでいます。極めて稀なケースですので、質問者さんの状況には当てはまらないと思われます。お話を聞いた限りでは、LDSの息子さんの場合、卵子精子に生じた変異によって新規発症したものと思われます。娘さんでは同じ変異はみられないということでしたね。

 

You know, a good question, a good follow-on question is if I have a child with a new mutation that's causing a new case of Loeys-Dietz syndrome in my family is there any risk that I'm going to have another child affected with Loeys-Dietz syndrome with the same mutation?

Dietz:

こうした質問の後によくある質問として、LDSを新規発症した子どもが家系にいる場合、同じ変異の子どもが生まれる可能性があるか?というものがあります。

 

The answer is yes because occasionally a woman has the mutation in a population of cells just in their ovary or a man has the mutation just in a small population of cells in his testes so they don't have Loeys-Dietz syndrome themselves but there is a higher than zero risk that they will have another child with that same mutation because another egg cell or another sperm cell would be made that has that change that's something that's called germline mosaicism. It has been described for Loeys-Dietz syndrome but also rather uncommon.

Dietz:

回答はイエスです。母親の卵巣内の細胞の一部に変異がある、もしくは父親の精巣内の細胞の一部に変異があるといった場合、両親がLDSでなくとも、それらの細胞に生じたのと同じ遺伝子変異をもつ子どもが生まれる可能性があります。理由は、変異のある残りの細胞から卵子精子が作られる可能性があるからです。こうした現象を生殖細胞系列モザイク現象と呼び、LDSでも可能性はあるとされていますが、やはり稀な事象です。

 

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